自作PCとBTOパソコンのメリット・デメリット
自作とBTOは常に比較されがちなパソコンになります。どちらも一長一短があります。ここでは自作PCとBTOパソコンのメリット、デメリットを解説しながら結果的にどちらが良いのかを解説していきます。
自作PCのメリット・デメリット
自作最大のメリットは自由度の高さにあります。自分の好きなパーツを自分で調達して組み立てることができます。スペック、機能性も全て自分で調整ができるのが魅力です。
またあまりお薦めはしませんが全て中古パーツで部品を揃えれば驚くほど安くパソコンを組み立てることができます。
変わってデメリットになるのがパーツ選びの知識、組み立ての知識、保証なしの全て自己責任といったもの。
要は手間がかかります。相当パソコンが好きといったベクトルがないと面倒でしかありません。また最新パーツをAmazon、PCパーツショップ等で購入して組み立てるのであればBTOパソコンと価格差もありません。工夫すれば安くできるけど工夫をしなければBTOと価格面でも大差がないのはネックとなります。
BTOパソコンのメリット・デメリット
BTOは自作ほどの自由度はありませんがコアパーツに関してはどのBTOショップでもカスタマイズが可能になっておりある程度は自分の求めるスペック、パーツを搭載したパソコンを手に入れることができます。
そして自作PCほどコアな知識を必要としません。パーツ同士の相性が悪ければ事前に選択できないようになっていたりカスタマイズ画面で警告が出たりします。ですから相性の悪い同士の組み合わさせはまずありません。また最初はベースモデルが準備されているのでゼロからパーツ選択をする必要もありません。
そして自作との大きな違いは保証、サポートがつくこと。自作の場合は全て自己責任ですがBTOではトラブルがあれば保証やサポート期間内であれば購入店で相談をすることができます。
じゃぁ、デメリットに当たる部分としては本当の自由度を求める人には少し物足りなさがあるかもしれません。あとは手元にパソコンが届くまで平均して3日〜1週間は時間を有するといったものがあります。
自作PCとBTOパソコン…結局どちらが良いのか?
私も以前は自作をしていた時期がありますが結局はBTOに戻りました。予算を照らしあわせても自作とBTOでスペックに対しての価格差はほとんどありません。なによりBTOは自分で組み立てる必要がない…保証もつくといったメリットは大きかったです。
ケースやパーツにとことん拘るタイプではありません。パソコンのメイン用途はゲームです。なのでゲームが快適にできれば特に問題なかったので結局はBTOの方が手間もリスクも少ないです。
そのため自作も2台ほど作成した経験はありますがBTOに戻りました。パーツのアップグレードのみ自分で準備して交換する程度です。また初心者ほど自作のリスク、敷居は高いでしょう。初心者に近い方こそまずはBTOで知識を蓄えて簡単なパーツ交換などから初めていくと自ずと自作も組み立てやすくなります。